正直に言うと、私は今でも君の中に居ようとさえ思っていることが多い。
逢えなくなって30年過ぎても、あれから何度か上洛した度にも、君との時間を探そうとしている自分に気が付いた。
無理も無い現実だけど、何処かで無理をして時間を現在にだけ押し留めようと。
本当は未だに君の心のままに生きたいと思う。100%無理な事だけど、昔に帰るんじゃなく、君の心のままに生きていたいと思う。一人で歩く現実は理想と違って困難ばかり。
傍に君がいてくれたら何を思うこともなく歩けた道も、一人で歩くと決めた時から困難だらけとなって、迷う事ばかり多くなる。
何処かにその姿の片鱗を探し、答えを導いてくれる君を描きあれからの日々を送ってきた。
偶像の君に、求めるものが無いことは充分承知していたけど、それでも君を追いかける。
私は 少し強くなったんだよ。 君を振り向かなくても歩いていける。
だけど、誰でも安らぎの場所を求めるように、私は私の中の君に問いかける。